コインランドリーで実際に起こった怪奇現象を紹介します。24時間オープンのコインランドリーを利用している方の話。
その方は仕事がら、いつも洗濯をするのは日曜日の深夜2時頃になるそう。決まった時間に顔を合わせるのは、笑いながら愛嬌のある顔でよく喋るおじさん。ワンカップを片手に常に持っているおじさんは、何だか妙に憎めない人物。
話自体はくだらないものですが、洗濯が終わり乾燥機で干しあがるまでの間、毎週ずっと喋っていたそう。そして男性とおじさんは友達という仲にまで発展。いつも会話を楽しみにコインランドリーを利用するように。
ある日のこと。いつも元気なおじさんが妙に暗く、一人でブツブツ言っていたそう。
男性が来たのにも気づかず、自分の世界にひたすら浸っていました。それを見た男性、初めて自分の方から、今日は変ですねと声を掛けました。
その声を聞き、ようやくおじさんが気が付きます。いつもの笑顔になった後、無邪気な子どものように言います。面白い物を見せてやると。
一度外へ出たおじさんは、赤いガソリン入れを持ってきて頭からガソリンをかぶりました。
おじさんはいつもの笑顔でしたが、男性は飲みすぎで馬鹿な真似をすると呆れたそう。
おじさんは男性の目を見ながら「もう駄目だ」とつぶやきます。自分に火を付けると一瞬で燃え上がります。外へ笑いながら猛ダッシュを始めたおじさんは不気味そのもの。
コインランドリーの実際の怪奇現象です。出会いたくありませんね。