水曜どうでしょうの怪奇現象も有名な話です。もともとは「水曜どうでしょう」の企画として、2000年の春に放送された「四国八十八ヵ所2」においての話。
実際に発生したとされる怪奇現象を、元の材料にして製作された怪奇ドラマとなっています。
「水曜どうでしょう」の本放送されていた当初、
北海道民はどうせたいしたことない、だって「どうでしょう」だと高をくくっていました。
しかし、ドラマ本編の撮影は小型デジタルビデオカメラを使い、簡素かつ簡潔ながら映像的にも迫力の特殊効果が使われていました。
出演者とスタッフともに少人数ですが、本格的な怪奇ドラマです。
これが予想外の恐怖になっていき、チャンネルを変更する視聴者が続出。視聴率が毎週下がるという事態になりました。
怪奇現象にあたる事件が起きたのは、ロケが4日目となった79番札所・天皇寺高照院を巡礼したときのこと。
大泉洋が79番札所の番号をコールしながら、カメラの前でロケをしていました。
すると突然カメラが異音を上げます。もちろんその場にいた誰も聞いたことのない音。
なんとか無事にロケ自体は終わりましたが、カメラを回していたディレクターが「撮影した映像が映っていない」と言うことに。
結局その場では、機材トラブルということで話は終わりました。
その後、再撮影したのですが、ノイズが多くあり撮影は出来なかったそう。
その後撮影クルーは車でのエアコンの故障に見舞われたり、ロープウェイに乗れなかったり冬季通行止めなどで、20番札所横峯寺、21番札所太龍寺、60番札所横峯寺、66番札所雲辺寺を巡礼できませんでした。
完全巡礼ができなかったのも、水曜どうでしょうの怪奇現象です。
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