怪奇現象 現場と聞いて思いつくのが山に関係する怪奇現象です。いくつもの話がありますが、知っていてほしい話を一つ二つ。
最初は北アルプスの尾根を歩いていた女性の話。歩いていた時に「お~い」と男性の声がしました。最初のうちは小さかった声がだんだん大きくなります。
周りを見渡しても、呼んでいるような人物はいません。
気のせいかと思った頃、後ろを歩いてきた親子の男の子が「お父さん、誰かがお~いって呼んでるよ、後ろから声がするよ」と言うのです。
聞こえたのは私だけじゃない、あの声は現実なのかと思った瞬間。その親はお父さんには聞こえないけど、山でお~いと呼ばれたら、ヤッホーと言うんだよと教えていました。
その後ヤッホーと男の子が叫んだところ、お~いと言う声はやんだそう。
その日はお盆の最中で、声のした辺りには過去の遭難を伝えるケルンが設置されていたと言う怪奇現象です。
次は山梨県の大月市にある岩殿山をトレイルランニングしていた方の話です。
岩殿山には通称が稚児落しと呼ばれる断崖絶壁があります。
台風一過の晴れた日のことですが、その稚児落しの上から子供がこちらに向かい手を降っていたそう。
その横にはお母さんと思われる女性がいて、軽く会釈をし子供の頭をおさえ会釈をさせていました。
台風が去った後なのに2人でよく来るなと思いながら、稚児落しの上に行ってみるともう2人はいない。
山頂で5分ほど休憩してから、走って下山したそう。下山道は一本道なのに結局誰ともすれ違うことは無かったそうです。
コースタイムから考えるとしても必ず追いつく距離だったので、標高が下がるに連れて鳥肌が止まなかったという怪奇現象の現場です。
不思議な怪奇現象にまつわる話が多いのが、山に関係するものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿