2020年7月21日火曜日

室町時代 怪奇現象

室町時代にも怪奇現象は多くあったと伝わっています。光り物と呼ばれる怪奇現象で、室町時代にいた貴族の日記にも書かれています。

考えてみると幕府が全国を統一。寺社勢力や朝廷を支配下に置いた江戸時代以降に対して、室町時代混沌の時代ということができます。幕府はありましたがその力は弱く、秩序維持のために寺社勢力の力をを借りることもたびたび。

当時の日本最大の都市である京都は、全国各地からさまざまな人々が流れ込み治安が悪なっていました。そんな中で起こる幕府と朝廷、寺社などの勢力争い

そんななかで怪奇現象は、秩序を維持するためのシステムの一つとして使われていたとされます。








例えると寺社が怪奇現象の噂をながし、貴族や都の人々に参詣を増やし、お布施を出すように迫りました。また京都に広がる伝染病を鎮めるためのお祭りには、将軍が出向いて権力を見せつけたりしています。

ただ怪奇現象によく登場する妖怪は、あどけない姿が多くあり、弱い人間には自分の方から接触する者として描かれていました。

室町時代の御伽草紙「百鬼夜行絵巻」から見て取れます。物の怪(もののけ)や(あやかし)などと呼ばれた妖怪は、人知を超えた不思議な力を持つものとされていました。

室町時代は怪奇現象が身近にある印象ですね。






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