怪奇現象は池に関した話も以前から伝わっています。1980年代の後半から1990年代にかけ、「口裂け女」や「トイレの花子」さんなど、日本中を都市伝説が席巻しました。
その走り的存在となっているのが、「深泥池(みぞろがいけ)の幽霊騒動」。
京都にある池で、西日本の平坦池では珍しい浮島をもっており、氷河期以来とされる動植物もいる場所です。
社会現象にもなった幽霊騒動は、一台のタクシーが深泥池の近くで、夜中に雨に濡れた女性の乗客を拾ったことから。
運転手が行き先を聞くと、白いワンピースを着た女性は、うつむいたまま場所を言ったそう。その場所には火葬場しかなく、不思議に思いながらタクシーを走らせます。
ふと気が付いてバックミラーを覗いた時、運転手は驚愕。後部座席には女性の客の姿が映っていない。タクシーを慌てて停めて振り返ると、誰もいないはずの後部座席シートが、グッショリと濡れていた。
よくあるタイプともいえる都市伝説ですが、話には続きがあります。客の女性が車から落ちたと思ったタクシー運転手。近くの交番に駆け込み、警官と捜索をしました。
こんな奇妙な出来事が、その後に何度も起こったという怪奇現象です。
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